N. HARAYAMA World |
「7月の林檎ほど美しいものはない。
ピンポン玉の大きさの底に散った花のあとが残り、
青いみじみずしさが小さいながらも純なことばを語りかけてくる。
これを描くということはおのれの自我ではなく、
かって精神と呼ばれた『身体性』の感性が
ベルクソンの云う躍動する自由の感性が、
青い林檎にならうように 教えられるように 手が動くとき
そこには自我が変化した自由がある。」
05/8/20
N.H